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スラムダンクのトレパク問題の概要
『スラムダンク』は井上雄彦さんの漫画であり、バスケットボールをテーマにしたストーリーが展開されています。一方で、「トレパク」に関して『スラムダンク』と結びつけて考えると、過去に一部の読者や視聴者から、同作品内の一部のシーンやキャラクターが、他のメディアや実在のバスケットボールプレイヤーからインスピレーションを受けているのではないかと指摘されることがありました。
例えば、主人公・桜木花道のキャラクター像やプレースタイルは、NBAのスター、デニス・ロッドマンに似ていると言われています。また、物語の中で展開される一部の試合シーンやプレーも、実際のバスケットボールゲームからインスピレーションを得ている可能性が指摘されています。
「トレパク」は、他者の作品を単純にコピーし、オリジナリティがないものとして出版または公開する行為を指しますが、『スラムダンク』におけるこれらの要素が真に「トレパク」であるかどうかは、法的な判断が必要です。
スラムダンクのトレパク疑惑のイラスト画像比較
リバウンドを両手で掴み取る湘北・赤木、ドリブルで速攻をかける陵南・仙道、レイアップシュートを決める海南・牧。どれも元ネタの写真にピタリと合致し、「参考」や「模写」の言い逃れは難しいといっている方もいます。
スラムダンクのトレパク検証画像
【赤城】スラムダンクのトレパク検証画像
【仙道】スラムダンクのトレパク検証画像
【牧】スラムダンクのトレパク検証画像
【桜木】スラムダンクのトレパク検証画像
スラムダンクをトレパクしたちはやふるの作者末次由紀
ちはやふるの作者で知られる末次由紀さんは、「エデンの花」という漫画で、過去にトレパク(盗用トレース)の疑惑が浮上しています。具体的には、2005年10月に2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)で、「エデンの花」において他の漫画家(井上雄彦さんの「スラムダンク」や「リアル」)と構図が似ているとの指摘がありました。
本作品は、全単行本の絶版・回収処分という「極刑」が下されております。
スラムダンクのトレパク問題まとめ
最近でも「YOASOBI」のキービジュアルを担当したイラストレーター、古塔つみのトレパクや、末次由紀さんは、大きな騒動になったが、井上にはお咎めなし。
そのため、弱小絵師を潰す前に、スラムダンクのトレパクを清算しろ!」との声も上がっています。
末次由紀さんが、過去作に遡って処分されていることを考えれば、時代的な甘さは「スラムダンクセーフ」の理由にはならないと考えられているようです。
コミックス累計1億2000万部超えという売り上げが、スラムダンクのトレパクを黙認させている可能性があるのではないでしょうか。